兼業「主夫」のおうち仕事

ヨメさん思い兼業「主夫」とその仲間のおうち仕事レポート

バッチ処理より逐次処理

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このブログのテーマである家事について、

経済評論家の勝間和代さんの書いた本があるのを知って、

参考になるかと思い買って読んでみました。

タイトルは「勝間式超ロジカル家事」

 

論理的な考えによって家事をどう処理すべきか、

仕組みや原理を知ることで、時間とお金を節約し、しかも質を落とさない、

その試行錯誤の結果、たどり着いた結論が書かれています。

 

扱われている分野は、料理 掃除洗濯 収納 家計 ファッション 健康管理など、

家事全般にわたります。

それぞれの家事ごとに、勝間さんがビジネスにおいて培った知見をもとに、

どういう風にしたら家事が合理的にできるか、時間が短縮できるかなどについての

指南書といった雰囲気です。

 

いろいろ興味深いことが書いてありますが、

その中で気に入ったフレーズがあります。

「ゴミはバッチ処理より逐次処理」と言う言葉です。

 

私なども家事仕事は、ちょこちょこやるよりも、

まとめてやる方(バッチ処理)が効率が良くできると理解していました。

それを、気がついたときにちょこちょこと(逐次処理)、

片づけてためないこと、大ごとにならないようにするのが極意だとされています。

 

私が気にいったのは、ためずにちょこちょこ処理をすると言う内容を

「バッチ処理より逐次処理」と言うビジネス感覚の言葉で語っているところです。

 

普通に言えば、「掃除や洗濯は溜めずにこまめにしましょうね」

と言うような言葉になるかと思います。

これが「バッチ処理より逐次処理」と言うフレーズになると、

いやいややるめんどうな家事と言うより、何か積極的に処理をすべき

ビジネスの課題ようなニュアンスになります。

 

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段ボールの散らかった部屋

 

 

実際この言葉を読んでから、少なくとも我が家の段ボールの処理は、

逐次処理になりました。

以前は宅配の段ボールなどは、中身を取り出しても、そのまま納戸に積み上げ、

あとでまとめて処理をしようと考えていまして、

奥のものを取り出しにくくしており、大変無駄なことをしていました。

 

これが「逐次処理」と言う言葉になると、

中身を取り出したらすぐに段ボールを分解し、

折りたたんで、所定の場所に置き、

次の段ボール収集日(週に2日あります)にすぐ出せるようにしています。

 

またちょっとしたゴミもこまめに拾ったり、

ハンディータイプの掃除機で部屋の隅をちょっちょっと掃除をし、

床にものを置かないようにしていれば、後はルンバにお任せすることができます。

 

同じように逐次処理の良いところは食後の食器洗いです。

とにかく気がついたときにさっと処理をするのは、

隙間の時間にあれこれ処理ができると言うことです。

ほんの2、 3分でも細かな処理が進み、

結果として大きな負担なく、あれこれ家事が進むと言うことになります。

 

「バッチ処理より逐次処理」と言うフレーズは、

家事を処理する上で能率よくできます。

それと同時に、積極的な気持ちで家事に取り組むようになりますので、

これを標語のように唱え続けることに思います。